東京インスパイア

都内で働く高卒リーマンの記録

『銀と金』の名言は俺にとって人生の教科書なんだよ

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2016 年の大晦日に友達と会って話しをしていたら「そいえば、 1 月から『銀と金』がドラマで実写化されるらしいよ。カバオ好きだったよね?」っと言われて、思わず嬉しくなりました。

何を隠そう、私カバオは『銀と金』の大ファンでして、紙のマンガ本では飽き足らず、なんと今年の 10 月には、Kindle で全巻を一気にまとめ買いで購入しましたからね。今の時代は「電子書籍で持ち歩いてナンボでしょう?!」っていう変なテンションになって購入したことをよく覚えております(どんなテンションだ?!)

Kindle でまとめ買いしたばっかりの『銀と金』が、ドラマ化されるということもあって、少しテンションが上がっておりますが、題名にもあるように、なぜ教科書にしているのかを個人的に好きな名言とともにお伝えしたいと思います。

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自分が好きな名言をシリーズごとに分けてみた

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『銀と金』って、1992 年に発刊されてるんで、25 年近く経つんですよね。25 年前って、自分は、まだ 3 歳とかで『銀と金』を読んだとしても、何も分かってない、無垢な時代ですよね...

そんな自分が今になっても『銀と金』を読む意味は、やはり数々の名言が自分の人生を支えてきたということもあるでしょうね。

ちなみに、今回この記事を書いていると、Twitter に、名言の bot があったのを見つけてビックリしました。 やはり『銀と金』は、根強い人気なんだなと改めて思いました。

twitter.com

今回は、この『銀と金』の名言 bot を使用させていただきながら、自分が気に入ってる名言を発表したいと思っております。

『対 帝日銀行頭取 土門猛との株の仕手戦編』での名言 

『銀と金』の 8 話で、帝日銀行の行員である内村健二が、身内ぐるみで不正融資をしていたが、その尻尾を切られようとして、フィクサーである平井銀二の仲間の船田正志に泣きつきます。

その際に、平井銀二が内村健二の心情を汲み取って、投げかける言葉なのですが、この最後の部分の「コマで死ぬより 人で死ね....!」っという部分は、平井銀二の心の声なんですよね。

この心の声と、その前までに投げかけた台詞に「本音と建前」が混じっていて、人間の我欲というものをよく描いているなーと思いました。なので、今年産まれてくる自分の子どもに「パパー『本音と建前』ってなに〜?」っと聞かれたら、この部分を見せたいと思っております。

『対 有賀研二との死刑囚軟禁編』

『銀と金』の 21 話 で、死刑囚である有賀研二との戦いのあと、入院をする森田鉄雄。その森田鉄雄が入院している、病室に同じく入院している患者の知り合いである、出版社の社長が森田に対して「わしのところで働かないか?」と話してきます。

なぜ、この社長が、森田鉄雄を引き抜きたかったかというと、森田鉄雄を見舞いにくる仲間たちが良からぬ輩だと思い「悪の片棒を担ぐことはない」と断言し「まだ、若いんだからなんとか力になりたい」と言ってくるんです。

しかしながら、そんな他人の良心を森田鉄雄は、上の言葉で一喝します。もちろん、出版社の社長は、この言葉を聞いて「ダメだ...彼は...」っと落胆するんですが、そんな出版社の社長を尻目に森田鉄雄は、病室から出て行き屋上に行きます。

そして、1 人になった時に「金をつかまなきゃ人生 嘘なんだよ.....!」っと独り言を発するんですが、このシーンを見てまさにその通りだなと思いました。

なぜなら、今の自分がそうですからね...。時間がある方は、この記事でも読んで見てください(汗)

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『対 中条明夫とのセザンヌ編』

『銀と金』の 33 話で中条明夫との『セザンヌ争奪』勝負を手助けをした、川田三成が『イトウ食品』に毒物混入の事件を仕掛けます。その後『イトウ食品』の株価は一気に急落する。もし、2 億つぎ込んで 5 倍の取引で「売り」で入れば、短期間に 3 億ほど浮かすこととなる。

人の「生き死」にがかかる、この錬金術を仕掛けた川田三成に対して、森田鉄雄は憤慨し、川田三成を殴って追い詰める。しかし、川田三成は自身がやったことに対して、正当性を主張し上記の言葉を残すんです。

中条明夫との一戦で仲良くなるのかなと思ったんですがね。この件で川田三成と相容れなかった森田鉄雄は、この言葉を川田三成が発した時に、サングラスの奥から涙を流しているのを見て、そんな自分も同じ悪党であるということを再認識するんです。

なんとも悲しくなる悪党ですが、ここで出てくる「正しさ」を「正義」に置き換えると宗教問題などにも通ずるものがあるなと思っております。もっと言えば正義も不義も時と状況によっては、変化するということですね。

『対 西条進也とのポーカー編』

 『銀と金』の 35 話で、西条建設社長の息子である西条進也との対決前の一言。西条進也は、仲間らと巧みなイカサマポーカーを仕掛けて、対戦相手を罠に落とし込んでいく。

そんな西条進也のイカサマポーカーに被害にあっているのが、伊藤美緒だった。実は、この伊藤美緒は、森田鉄雄に好意を抱く、ウェイトレスの店員。伊藤美緒は、この頃、友人たちと前述した勝ち目のないイカサマポーカーに被害にあって困っていた。

森田鉄雄は、この話を伊藤美緒から聞き、実際に西条進也と対峙し翌週には、対戦することになった。この対戦が決定してからの森田鉄雄の行動は早く、その日の夜に伊藤美緒を含め、被害にあった彼女の友人も含めて情報を収集する。

そのときの伊藤美緒らの情報を聞いてる時に、上記の言葉を吐くんですが、伊藤美緒ら含め、その場にいた全員がこのセリフを聞いても意味を分かっていないんです。

この言葉の意味としては、西条進也という男は、あまりにも恵まれている環境の中で育ってきており、その大半は、ほとんど金と地位で解決してきています。その証拠として、森田鉄雄が発したこの言葉の翌日に西条進也は、伊藤美緒達から呼び出しを受け、金を積みに積んで森田鉄雄の情報を得ようとするんですよね。

「君と僕らは違う人種....」っと吐き捨てる西条進也は、まさに「人を金で計る」というのにうってつけのキャラクターでしたね。こういう奴って意外と身近にいたりするんでね。自分の知り合いにもいましたね(あいつ今、何やってんだろ...)

『対 蔵前仁との誠京麻雀編』

『銀と金』の 50 話で、1代で巨大グループ『誠京』を築きあげた、蔵前仁との『誠京麻雀対決』の中で、対戦相手の蔵前仁が発した一言。実は、この言葉ですが、以前書いた不動産屋の記事に出てくる T さんも同じようなこと言っていたんです。

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T さん曰く「カバオー、眠いと思うのって普通なんだよね。でも、年収 2000 万稼ぐ営業って、どこか狂ってるんだよ。だから眠くないんだよねー」っと話しをしておりました。

自分は、この言葉を聞いた時にすぐに「うわー『銀と金』の蔵前仁みたいなん言ってるわ...」っと思いましたが、最近になって、T さんが言ってるこの意味も、あながち間違えではないと思っているんです。

実際、自分も昨年に転職して、15 時間労働ってやつをやってみたんですが、メチャクチャ、眠かったんですが、自ずと契約数も上がったんですよね。いわゆる、そこまでやらないと辿り着けない境地というか。(言葉でうまく言えず、すみません汗)

もちろん、ぶっ続けでやるわけではなく、トータルでの時間です。なので、家に帰った後は、ご飯など食べてから仕事をしていました。ランナーズハイというかなんとうか、気付いたら狂ってたんだと思います。

ただし、この狂気というやつは、各レイヤー毎にレベルもあるので、上場企業の社長クラスや大物政治家くらいになると、自分が言っていることなんか『屁』のようなレベルの狂気を背負っているんでしょうね。恐らくご飯なんて呑気に食べてないでしょうね(笑)

狂気を背負ってる人は、地位や生命、そして金の全てをかけて挑んで来る人が多い印象なので、その部分に魅了される人も、また何かしら狂気を背負っているんだろうと思います。この記事を見てくれている方に質問ですが、勤めている会社の社長って、狂気を背負ってますかね?

自分の場合、背負ってなさそうなんで、また転職しようかと思ったりしております(苦笑)やっぱり、トップは、リスクとってなんぼでしょう。

『対 神威家との家長件継承編』

『銀と金』の 78 話で、神威家こと神威秀峰の家長権の継承騒動にて、森田鉄雄が神威勝信をボコボコにして叩きのめす時の心の声。福本信行さんが描くマンガって基本的には、ギャンブルが多いのですが、ギャンブルといえば『ポーカー』とか『麻雀』とか所謂『金』のイメージが強いんですが『銀と金』では『金』もそうですが、これにプラスして『名声』や『権力』そして『生命』を賭けたギャンブルもあるんですよね。

特に、この神威家の話しは、吉住邦男という隠し子の生い立ちと最後には、涙ものですね。福本信行さんのマンガで泣くなんて想像つかなかったんですがね...やっぱり天才だと思います。

ちなみに森田鉄雄は、神威家の家長権継承騒動で心が折れてしまい、裏社会でのし上がることを諦めます。まあ、事実上の引退というやつですね。恐らくドラマでは、この部分やらないんで気になる人は、マンガで見てみてください。泣けますから。

『対 河野洋一との「300 億」競馬編』

『銀と金』の 98 話で、民政党の総裁であり、日本中央優駿会(JSA)を牛耳る男、河野洋一と 300 億円をかけて『サシ競馬』の戦いに挑む平井銀二が、JSA を疎ましく思う裏方の連中と一緒に決起会をやった後にタクシーの中で発した一言。

この一言は、かなり貴重であり、自分の人生のバイブルでもあります。歳を重ねると、こういう現場によく立ち会うことがあります。

事実、自分が前にいたブライダル業界では、挙式の組数がガタ落ちしてるのに、改装工事や社内システムなどの改善を一切やらずに、ただただ「少子化」という時代のせいにして、昔の栄光にすがっている式場がありました。

こういう式場は、自ずと決起会という名目で、私たち業者に金を出させて、そして自らの式場で決起集会を行うという、セコいことをやっているんです。金を払う方からすると文字通り「シラけて」しまうような集会なのですが、この『銀と金』の平井銀二が言うように人は酔いたいんだと思います。

なので、この部分だけをピックアップしてみると、日頃、日の目を見ない人たちに向けて、光を浴びせるだけで、気持ちというのは、一気に揺らぐものです。

クラスで目立たないやつが、自分の趣味とかをクラスの人気者なんかに褒めちぎらたりすると、一瞬にして名誉あるステータスを構築できるのと似てますよね。ただし、平井銀二のように裏があって、そのような行動を起こす人たちもいるので、サクラにされないように日頃から注視することも大事ですよね。

『銀と金』の続編を...!

個人的な思いとしては、やはり『銀と金』の続編を見たい!最後は、平井銀二と森田鉄雄が戦って欲しい!!という思いを持って早数年経過するんですが、当時から連載を読んでいた人たちからすると「お前数年だろ?!こちとら 20 年近く待っとるんじゃ!!」っという、罵声が聞こえてきそうですね(笑)

とにもかくにも『銀と金』を書いた福本信行さんの構成には脱帽ですよね。個人的にはギャンブル要素が強いものより、人間性を売りにしている『最強伝説 黒沢』とかも好きですけどね。

でも『銀と金』はぶっちぎりで好きだっただけに、Kindle で出てて良かったですわ。しかも、何故か福本信行さんのマンガって、まとめ買いで安くなる時があるので、その時が狙い目なんですよね〜。

まだ、読んだことない人は、是非オススメいたします!

著者の福本信行という男について

ちなみに、作者の福本信行さんって、メチャクチャ苦労人なんですよね。下積みが長くて、苦労されてるんです。もっとも、クセの強い絵が読み手を選ばせてしまうということで、有名な作者でもございます。(今ではネタにされてますよねw)

実は、自分が福本信行さんを知るキッカケになったのは、ホリエモンこと堀江貴文の「君がオヤジになる前に」っという小説を読んでからなんですよね。

この小説の最後のほうに、ホリエモンと福本信行さんが対談するんですが、この部分の内容がメチャクチャ面白いんですよね。その中で、福本信行さんが言った言葉で「なるほどなー」っと思った言葉があります。

そもそも作家には、普通の人間の感覚がいちばん大事だと思っているんです。特殊な専門知識を持っているより、何万人もの庶民の好みや嗜好を持っている方が、漫画には役立つ。案外ひとつの専門に秀でている人って、漫画家に向いてなかったりするんですよ。

<君がオヤジになる前>にから抜粋

今回ご紹介しています『銀と金』についても、福本信行さん自身は、株とかギャンブルは全くの素人であり、専門家にアドバイスをしてもらいながら描いたとのことを仰っておりました。

自分は、営業職という職業ですが、この部分に妙に納得しちゃいましたね。それは多分、営業職も何かの製品を売るのに長けているように見えますが、実はその背景には、その製品の気持ちや思い特徴を作りてから吸収して、エンドユーザに伝えているからだと思うんです。

話は戻して『銀と金』という作品に興味を持った人は「君がオヤジになる前に」も読んで見ることをオススメします。本編も面白いですが福本信行さんという方がどんな方か参考になると思います。

『銀と金』がドラマ化ということでキャストとか色々調べてみた

冒頭にもお伝えしましたが、そんな『銀と金』が、新年早々にドラマで実写化するとのことで、とても嬉しく思っているんですが、ひとつ気になることが...それは...

キャストがいけてるかどうかが大事

やっぱり、大好きな作品だけに、実写化しても「全然良くなかったな...」と思いたくないんです。また、その部分で一番大事なのってキャストだと思うんですよね。『土竜の唄』とかは、キャストで見るきせんやったもんなぁー。

しかし、その部分は、大丈夫そうですね。なぜなら、平井銀二役にあのリリーフランキーが抜擢されてますからね。そして、森田鉄雄役に池松壮亮が出演するそうです。他にも個性的(あまり月 9 とかに出演しない)な俳優が出演する見たいなんで、とても楽しみです。

ただ、やっぱり、個人的にリリーフランキーの出演には、胸熱なんですよね。あの、映画を見たらリリーフランキーとピエール瀧の見方が変わったのは、自分だけでなはないはず!

話を戻して、今回の『銀と金』は、Amazon ビデオと連動しているみたいですね。最近テレビ局と VOD との連動しての展開多いですよね。とは、言いつつ自分は、プライム会員なので、早速 1 話見て見ましたがね。マジでオモロいですわ(笑)

てか、Amazon ビデオ画質いいんやね。ビックリ。これなら、地上波のテレビは、見なくなるわ。Netflix も 4 K のコンテンツ多いし、VOD にドラマコンテンツは、駆逐されるんやろなー。っと独りごと...
まあ、気になる方は、Amazon Prime ビデオをチェックしてみてください。

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ちなみに、平井銀二の服装が白服ではなく、黒服になっているのは流石ですね。これ、白服にしてたら画的におかしくなるし、現代のドラマに合わなくなるよ。ここら辺が分かってないドラマ多すぎんだよ。例えば、鈴木亮平の『銭形警部』とかね。終わってるやろアレ...