東京インスパイア

都内で働く高卒リーマンの記録

【読書】難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください! を読んだ感想

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年末の連休明けから、全くと言っていいほど『正月ボケ』が抜けないカバオです。それは、このブログの更新頻度が、少し多くなっていることで分かると思いますが、かなり私生活の方を重視して生活している証拠ですね。

ただし、休み明けの 1 月 10 日から、本格的に仕事が始まると思いますので、この年始の三連休( 1 月 7 日~ 1 月 9 日まで )は、貴重なものにしたいと思いまして、久しぶりに読書をすることに。

今回は、前々から気になっていた、経済評論家でファンドマネジメントや資産運用を生業としている山崎元の本を読んだ。

日本経済に無知なカバオですが、嫁が妊娠をして、これから何かとお金が必要になってくると思うんですが、個人の資産運用などは「??」って感じでしたが、この本を読んだら少しだけ理解することができました。

自分みたいな、金融商品アレルギーでも、スラスラ〜と 2 時間くらいで読める内容だったので、紹介したいと思います。 

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構成

本書は、前述した山崎元と大橋弘祐の共同作品となっている。大橋弘祐の「はじめに」から始まり、Chapter 1 ~ Chapter 5 までに分かれ、最後にそれぞれが後書きを言って終わり。Chapter の内容は以下のとおり。
  • Chapter 1 お金を安全に持っておく 編
  • Chapter 2 ちょっとリスクをとって運用する 編
  • Chapter 3 お金を使う 編
  • Chapter 4 トクする制度を使って実際に運用してみる 編
  • Chapter 5 年金と確定拠出年金 編

あらすじ

本書の始まりは、共同著者の一人である大橋弘祐さんが、本に関わる仕事をしたいという夢を諦めきれず13 年間勤めた通信会社を退職する話しから始まります。

そして、前の会社から退職金が振り込まれて、全財産が 500万円になったところで、どうにかうまく運用したいが、みずほ銀行に持っていって定期預金をしようとしても、金利が 0.04 % しかならず、半年での利息が1,000円しかつかないという現実を知ります。

そこで、この現実を知人に紹介したところ「お前みたいな無知な素人は、貯金をどうしすればいいのか、ファンドマネージャーとか経済学者とか詳しい人に聞いて、本にすればいいじゃん」っと言われます。

そこで、白羽の矢が立ったのが山崎元さんなわけです。一般のサラリーマンである、大橋弘祐さんの悩みや疑問、そして将来の不安に山崎さんが親切に応えていくという内容になっております。

ここは見てほしいところ

この本の良いところは、個人が持っている資産(貯金)をうまく運用するために、何をやるべきかということではなく、何をやらないかというところがポイントになっており、なぜやらなくていいかという理由も丁寧に説明しております。

そんな感じで、全体的に進んでいきます。なので、一般サラリーマンである大橋弘祐さんの質問は、自分も含めて世の中のサラリーマンを代弁しているような形ですので、かなり見どころは、あるかと思います。

なので、Chapter 1 から、その押し問答が始まりますので、見てほしいところとしては、Chapter 1 ~ Chapter 2 の部分ですかね。その中でも自分が参考になった箇所を 3 つ選びました。

 

・銀行について

「お金を正しく運用したかったら、銀行には近づかないほうがいい」

「銀行は金持ちには投資をさせて手数料をもらう。貧乏人には借金をさせて金利をもらう。これが彼らのビジネスモデル。」

このような切り口でスパッと断言されると、自分みたいな無知な読者は「じゃあ、銀行には近づかないほうがいいんやな...」っと一応は、分かったふりをするんですが、その後の具体的な内容を読んでいると思わず納得してしまいます。

 

・外貨預金について

「外貨預金は銀行のカモになる」

「つまり『為替が上がるか、下がるか』と『金利が高いか、安いか』をセットで考えて、取引が決まっているから、買う前にどっちの通過が得かは言えない。」

「まあ、この辺の感覚は難しくて、ファイナンシャルプランナーやファンドマネージャーの人でもよく間違える。だから、君はとにかく外貨預金はやらないと覚えておくといい。」

昔、自分がトラックの運転手だった頃、先輩のドライバーが知り合いの銀行員に外貨預金を薦められたらしく、結果的に手を出したらしいんですが、とんでもないことになったという話を聞いてことがあります。

もちろん、当時の自分は、意味が全く分からなかったのですが、やっぱり事前準備は、必要ですね。もっとも、山崎元さんは「手を出すな」っと仰っておりますので、自分が手を出すことはないかと思いますが...

追記:外貨じゃないですが、ビットコインで痛い目に合いました...また、この本見て勉強しないとですね...涙

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・個人向け国債と投資信託について

「安全に持っておきたい(大橋弘祐さんの 500 万円)ってことだよね。そしたら、日本国債だね。『個人向け国債』ってやつを買うといい」

「投資信託って日本だけでも五千種類以上あって、たぶん 99 % は検討にも値しないゴミなんだけど、その中にいいやつもあるの」

「プロが運用する投資信託であっても、過去の上がった、下がったの実績はまったくあてにならない」

共同著者の大橋弘祐さんは、株で失敗している過去があるため、株での運用に後ろ向きでした。しかし、そんな気持ちをよそに、山崎元さんが投資信託などのしくみなどの説明をすると妙にしっくりきます。

例えば、本の中で、山崎元さんは、個人向け国債と 2 つのインデックスファンドを使った資産運用を薦めてくるんですが「これ以外の FX も REIT も金も先物もやらなくていい」と断言するんです。

金融商材って多いと思うんですが、結構多いと思うんですが、こうやって言われると「あー、これだったら自分でもできるかも...」っと少しだけ自分の場合は、思いました。

もっとも、知らないからなんとなくコワイっていう、知識が乏しいサラリーマンあるあるの自分は、大橋弘祐さんの気持ちが痛いほど分かるよ...(苦笑)

感想  

世のサラリーマンって、35 年ローンで購入した家(マンション)や生命保険に医療保険などの様々な金融商品にプラスして生活費などが毎月の給料から引かれていき、残った金額は、微々たるものだと思うんです。

そんな中でも、なんとか溜め込んだお金を使って、効率よく運用しようと思う人って多いと思うんです。しかしながら、自分もそうですが、結局のところ世のサラリーマンって、金融商品の知識なんてあまりないと思うんですよね...

それにも関わらず『 FX で確実に儲ける 5 つの方法』とか、街中やネットで見たりしてつい手を出してしまうという人もいると思うんですよね。この本を読んで、つくづく思ったのが、金融商品には、確実とか絶対という言葉ほど信用にならないなと思うことが大事だなと思いました。

この本でも、山崎元さんは、魔法のような投資術を教えたりなどは、一切ありません。言ってしまえば、少し地味にも思える資産運用方法ですが、自分のように何も知識がないものからすると、それが現実なんだと改めて思いましたね。

それと、山崎元さんは、Twitter でも、参考になることをかなり呟いております。金融業界の知識などは、全くないカバオですが、山崎元さん以外にもプロの方は、たくさんいると思いますが、早速ですが山崎元さんをフォローしました(笑)

以下に、一部のツイートを貼っておきます。

ちなみに、この本では、ネット証券の口座(SBI証券)を開設する方法なども丁寧に書かれておりました。自分も時間があるときにやってみようかなと思います。

もっとも、山崎元さんは、楽天証券に勤めているのに SBI 証券の開設を手助けするところの葛藤を最後のあとがきで述べているんですが、結構面白いんですよ ^ ^

よく考えれば、山崎元さんもサラリーマンですからね。そう考えると、ホントにいいキャラしてますよね(笑)